空調電力削減に対する
従来に無かった新しいアプローチ

a-omega News   •   2018.2.14

店舗やオフィスの電力使用量は、空調の占める割合が非常に大きくなっています。空調の消費電力を削減する為の方法として「デマンドコントロール」という方式でインバーターモーターの回転数を下げる方法、「古いエアコンを新しいエアコンに入れ替える」方法の2種類が選ばれていました。その他にも消費電力を削減出来ないかと調べました所、「換気コントロール」という従来には無かった方式でも消費電力を削減する事が可能であることがわかりました。主に遊技場向けの内容となりますが、大きな節電となりそうでしたのでご紹介致します。

※一般的な卸・小売店における用途別電力消費比率 経済産業省資源エネルギー庁推計

例えば遊技場の場合、1時間に6~8回(衛生試験所などにおいて経験から算出された値)の換気を行っています。集客率にかかわらず決まった量を換気するため、エアコンで冷やした空気が一緒に排出されて温められる為、空気を冷やしているエアコンは常に稼働する事を強いられ、消費電力の増加に繋がっています。この消費電力を抑えるための換気コントロールシステムを導入すると、常時100%の稼働をしていた換気システムがホールコンピュータの稼働率と連動して平均稼働率20%なら空気の入れ替えも20%に抑えることができ、エアコンの無駄な電気代を大幅削減することが可能となります。

また、ホールをゾーン単位に分けてゾーンごとの稼働率と換気量を連動させる事により、より効率良く換気を最適化しますのでタバコの煙やCO2など空気の汚れも効率的に換気できます。

ここでご紹介しました換気コントロールシステムは今お使いのホールコンピュータと連動できる唯一のシステムです。ご興味がありましたらお気軽にご相談ください。