補助金情報 『令和3年度補正、令和4年度の省エネ補助金の概要』
a-omega News • February 7, 2022
◆◆◆令和3年度補正、令和4年度の省エネ補助金の概要◆◆◆
各省庁の概算要求が公表され、執行団体も順次決定しています。
省エネ・再エネ系補助金の概要は下記の通りです。
(予算金額は概算要求の値ですので、変更になる可能性があります。)
○令和3年度補正予算概算要求
【経済産業省】
◆省エネルギー投資促進支援事業費補助金 → 1/26に執行団体決定
・採択事業者
一般社団法人都市ガス振興センター(高効率コージェネレーション)
一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター(産業ヒートポンプ)
一般社団法人環境共創イニシアチブ(sii)・大日本印刷株式会社(上記以外の設備)
※siiと大日本印刷はコンソーシアム
予算額:100.0億円
https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/2021/data/20211203_001_05.pdf
※令和3年度先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金の「(C)指定設備導入事業」と同じ。
補助金は設備に対して定額
補助対象設備に通常のLEDは含まれない。調光機能設備の場合は補助対象となる。
※事業実施期間が2022年3月31日までとされているため、あらかじめ準備をしておいた方が良いでしょう。
○令和3年度補正予算概算要求
◆再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業
→ 1/18執行団体はsiiに決定
予算額:130.0億円
※補助率:蓄電池=1/2以内または1/3、水電解装置=2/3以内
※発電事業者向け?
○令和3年度補正予算概算要求
【環境省】
◆CO2 削減量に応じた中小企業等向け省CO2 設備等導入支援 予算案額:30億円
http://www.env.go.jp/guide/budget/r03/r03-hos-gaiyo/004.pdf
①中小企業等による省CO2型設備等の導入に対して、補助を行う(補助上限5,000万円)
②本補助事業の運営に必要な、公正なCO2削減量の担保
(各診断機関が実施したCO2削 減余地の事前診断結果の検証)等の支援を行う
補助対象設備:空調機、給湯器、冷凍冷蔵器、ボイラ、省CO2型換気、EMS
※設備導入応募→診断機関によるCO2削減余地診断(中小企業は診断用の補助有り)
→購入補助を受けられる
○令和4年度予算概算要求
【経済産業省】
◆先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金
予算案額:253.2億円(325.0億円)
https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/2021/data/20220119_001_03.pdf
※令和3年度先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金と同じ。
(A)先進事業
補助対象:登録された先進設備
補助率 :中小企業等→設備に対する定額、大企業3/4以内
※投資開始年数5年以上7年未満の場合、中小企業→1/3以内、大企業→1/4以内
(B)オーダーメイド事業
補助対象:機械設計を伴う設備
補助率 :中小企業等→設備に対する定額、大企業3/4以内
※投資回収年数5年以上7年未満の場合、中小企業→1/3以内、大企業→1/4以内
(C)指定設備導入事業
補助対象:指定設備
補助率 :指定設備の設備種・スペック等ごとに算出・設定する定額
(D)エネマネ事業
補助率 :中小企業等1/2以内、大企業等1/3以内
※申請には、補助金申請システム(Jグランツ)の利用・連携も検討されている(未確定)
○令和4年度予算概算要求
【経済産業省】
◆省エネルギー設備投資に係る利子補給助成事業費補助金
予算案額:12.3億円
https://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/2021/data/20220119_002_03.pdf
○令和4年度予算概算要求
【環境省】
◆工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)
予算案額:37億円(40億円)
※CO2ポテンシャル診断・低炭素機器導入事業、アセット事業の後継補助金です。
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/nergy-taisakutokubetsu-kaikeir04/gsyk04-24-2.pdf
① 脱炭素化促進計画策定支援 (補助率: 1/2、補助上限 100万円)
※支援機関の募集は2月3日開始(https://www.eccj.or.jp/shift04/index.html)
② 設備更新補助 (補助率: 1/3)
- 「脱炭素化促進計画」に基づく設備更新の補助 (補助上限1億円)
工場・事業場単位で15%以上削減又は主要なシステム系統で30%以上削減
- 主要なシステム系統でi)ⅱ)iii) の全てを満たす「脱炭素化促進計画」に基づく
設備更新の補助 (補助上限5億円)
ⅰ)電化・燃料転換
ⅱ)CO2排出量を4,000t-CO2 /年以上削減
ⅲ)CO2排出量を30%以上削減
③ 目標遵守状況の把握、事例分析
○令和4年度予算概算要求
【環境省】
◆脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業
予算案額:73億
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/nergy-taisakutokubetsu-kaikeir04/gsyk04-23-2.pdf
その他、弊社でお手伝い可能な補助金は以下の通りです。
ご相談お待ちしております。
○令和3年度補正予算概算要求
【経済産業省】
◆中小企業等事業再構築促進事業 予算額:6,123.0億円
○令和3年度補正予算概算要求
◆中小企業生産性革命推進事業 予算額:2,001.0億円
1_ものづくり補助金 → 得意としているコンサル会社をご紹介
2_持続化補助金
3_IT導入補助金
4_事業継承・引継ぎ補助金 → 連携税理士のご紹介
○令和3年度補正予算概算要求
◆事業復活支援金 予算額: 2兆8,032億円
公募 : 令和4年1月31日 ~ 令和4年5月31日
補助額: 中小法人等 → 上限最大250万円
個人事業者等 → 上限最大50万円
※時短協力金等を申請受給している飲食業様は受給した補助金を「売上計上」されていますので
ほとんどが対象外となります。申請条件等の細かい内容はコチラをご確認願います。