a-omega News   •   Apr 2, 2021

令和3年度省エネ系補助金の執行団体がようやく決定致しましたのでご連絡致します。

・先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金（経済産業省）
公表日：2021年4月1日（予定より１ヶ月遅い公表）
執行団体：一般社団法人環境共創イニシアチブ（前年度のエネ合と変わらず）
前年との違い：工場・事業場の場合は公募前に先に登録される「先進設備」のみが導入可能となる補助事業であり、
登録される設備次第では、補助金を活用出来たりできなかったりと判断が変わりますが、現時点で
詳細な登録情報はございません。また、事業場単位での確認だと思われますが、省エネ達成率等も
現時点では未公表となります。
「オーダーメイド型」の申請は正直、情報が出てから設計して見積書を作り上げないといけませんが、
設計がそんな短時間で終わるとは思えず、公募に間に合わない可能性の方が高いです。殆どの事業者は
活用出来ないのでは無いかと考えております。（公募期間が２～３か月あれば別ですが）
前年度の「設備単位」に類似している申請方法がございますが、一律設備費の１／３以内であった補助率が
製品毎に補助率が変わるという状況になっております。また、従来通り導入出来る製品は省エネ基準を
クリアしたものだけが登録出来る登録制です。省エネ基準については現時点では未公表となります。

・工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業（環境省）
公表日：2021年4月1日（例年通りの公表）
執行団体：一般社団法人温室効果ガス審査協会（前年度ASSET補助金を担当した執行団体）
前年との違い：L2-Tech製品（高効率省エネ設備として登録、公表された製品リスト）であれば申請可能でした。
今年度はL2-Techという言葉自体が無くなったため、どのように変化するかは現時点では不明です。
※単純に製品入れ替えて省エネを行うだけでなく、省エネ診断を行わないと申請出来ない可能性があります。

いずれにせよ情報が不足しすぎているため、続報を待つしか御座いません。
公表され次第、随時更新させていただきます。