令和3年度の省エネ補助金について

a-omega News   •   Feb 18, 2021

令和3年度の補助金事業ですが、執行団体の公募が始まっております。
非常事態宣言中ではありますが来週には執行団体が決定し発表される見込みです。

この執行団体の公募において、少なからず情報が出ておりますので纏めました。
エネ合の後継補助事業となる「先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金」ですが、
主に導入を予定している機種選定において修正が必要になると考えています。

※下記内容はPDFに内容を纏めています。
(A)先進事業
補助対象設備は『登録された先進設備』のみ、現時点の詳細情報はありません。

(B)オーダーメイド型事業
機械設計を伴う設備(オーダーメイド型設備)のみ、現時点の詳細情報はありません。

(C)指定設備導入事業
指定設備のみ導入が可能ですが今後変更となる可能性有り、現時点の詳細情報はありません。
【ユーティリティ設備】
①高効率空調
②産業ヒートポンプ
③業務用給湯器
④高性能ボイラ
⑤変圧器
⑥高効率コージェネレーション
⑦低炭素工業炉
⑧冷凍冷蔵設備
⑨産業用モータ 等
【生産設備】
⑩プラスチック加工機械(射出成型機)
⑪工作機械(レーザー加工機等)
⑫プレス機
⑬印刷機械 等

(D)エネマネ事業
EMS(エネルギーマネジメントシステム)等

ここまでで気づいた方もいらっしゃると思いますが、『高効率照明』の情報が今のところありません。
令和2年度から『高効率照明』自体が『事業場単位』での条件付き申請以外できなくなった事を考えると
令和3年度は完全に補助対象設備から除外される可能性も否定できません。
また、補助率につきましても(A)申請が中小企業に2/3以内と変更されております。
これが意味する所は『導入設備はより効率的に省エネ出来る製品に限定するが、
費用負担額が上がるため補助金を多めに出します。』という事だと思われます。
今まで通りの省エネ基準で導入したい場合は『指定設備導入事業』を選択する事になると思われます。

詳細情報が出次第(恐らく4月下旬以降)、内容を纏めてご連絡致します。